雪山交流会感想


毎年3月最初の日曜は長野県山岳協会主催の雪山交流会が須坂の青年の家で開催されます。
今年は2月28日・3月1日に開催され、9グループ38名が参加しました。昨年も参加した懐かしい顔の人がかなりいました。
この交流会の魅力はなんといっても一泊二食で3000円と安いことと、土曜日の夜は他の山岳会の仲間と酒を酌み交わして山スキーの話ができること、また翌日は根子岳にスキー登山できることです。
まず入所式が17時から広間において開催され、所長の挨拶と注意事項を説明され18時から夕食でした。各グループごとに着席しグループが持参した酒類を飲みながら食事・談話をしました。食事後席をまとめて全員個人紹介等をして懇親を深めました。翌日朝起きたら曇りで強い風で、外の旗がパタパタ唸っていました。
朝食後全員玄関前で記念写真を撮り、そして解散しました。
多くのグループが悪天候のため根子岳登山をあきらめましたが、我々のグループ(山と自然に親しむ会)は行けるところまで行こうということで8時半頃八人でシールを付けて出発しました。青年の家のそばのゴルフ場の中は木に囲まれているので、あまり風は感じませんでしたが、そこから出たらものすごい風を感じました。ただ見通しが良いのが救いでした。あまりにも風が強いので避難小屋の少し上で登山を断念し、そこでシールをはがしました。そしたら我々より少し早く出発した三人が上から下ってきて彼らも強い風のため頂上はあきらめて降りてきたとのことでした。下りは斜面がスノーキャットによって平らに圧雪されているのでスキー場のゲレンデみたいで、またゴルフ場の中も雪が締まっており快適なスキーを楽しめました。
全員無事11時に青年の家に到着しました。その頃は皮肉にも太陽が顔を出しいておりました。
上に登ったのは多分我々と三人組の2グループだけだと思いますが、悪天候の中無事、楽しいスキーができたことはちょっとリッチな気分になりました。
来年の雪山交流会ではぜひ多くの人と一緒になって頂上まで上りたいと思います。
事務局と東北信支部の皆さんいろいろお世話になりました。


                                山と自然に親しむ会 工藤 元彦

写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。


入所式

乾杯♪

宴にて

解散前